2011年07月28日

★ゴンドラの唄

★ゴンドラの唄





















いのち短し 恋せよ乙女

朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に

熱き血潮の 冷えぬ間に

明日の月日は ないものを


 いのち短し 恋せよ乙女 

いざ手をとりて 彼(か)の舟

 いざ燃ゆる頬を 君が頬に

 ここには誰れも 来ぬものを


 いのち短し 恋せよ乙女
 
波に漂う 舟の様(よ)に

 君が柔手(やわて)を 我が肩

 ここには人目も無いものを


 いのち短し 恋せよ乙女 
  
黒髪の色 褪せぬ間に

 心のほのお 消えぬ間に

 今日はふたたび 来ぬものを


介護の仕事をしているとレクレーションで


お年寄りたちと歌うことが多い


彼らの年齢に合わせた歌をみんなで歌うのだが


おかげで昔の曲を自然と覚えてしまう


好になった曲も何曲かあるし


歌詞の素晴らしさや美しさに


心打たれることもある


「ゴンドラの唄」は聞いたこともあったし


なんとなく知っている曲だったが


歌詞はあまり知らなかった


読んでみると美しくも切ない歌詞だった


命短し恋せよ乙女 赤き唇褪せぬ間に


熱き血潮の冷えぬ間に


明日の月日はないものを


短くも忘れがたい青春時代の


情熱的でピュアな恋の唄にも感じるし


命の燃え尽きるまでの時間の事を


言っているようにも感じられる


「明日の月日はないものを」という歌詞や


「今日は再び来ぬものを」という歌詞


今日という日は二度と来ない


毎日毎日が大切で戻ることのできない日だ


毎日をまるで当たり前のように過ごす僕には


ぐさりと突き刺さる言葉だ


人は必ずいつか死を迎える


与えられた時間の中で毎日が特別な時間だ


だから悔いのないように生きよう


人の人生は明日どうなるかわからない


だからこそ精一杯生きよう


「熱き血潮の冷えぬ間に」と


「心の炎消えぬ間に」という歌詞は


恋愛の炎だけでなく


心の奥で燃え続けている 


情熱や生きる希望の炎だとも思う 


誰かや何かに惑わされず ポジティブに


自分らしく生きていくこと


毎日のいつもの日常が いつもの景色が


それら当たり前の事すべてが


大切で素晴らしいことだ


だから毎日を精一杯 悔いなく生きよう


人生は一度しかなく そして短いのだから


「ゴンドラの唄」は


そんな歌に聞こえてくるのだ








同じカテゴリー(★日々の雑談)の記事
★大丈夫
★大丈夫(2019-08-15 07:54)

★夏休み
★夏休み(2017-08-31 09:59)

★リサイクル ロク
★リサイクル ロク(2017-05-16 17:07)

★運動会
★運動会(2016-10-18 17:34)

★うまいCoffee
★うまいCoffee(2016-05-14 08:55)


Posted by ★ニヌファ at 09:52│Comments(0)★日々の雑談
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。